2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

CalDAVでイベントの追加/更新/削除 - PUT/DELETEメソッドの使い方

前の記事で、CalDAVの参照メソッドREPORTについて説明しましたが、その続きで更新系メソッドについてまとめたいと思います。 CalDAVは、WebDAVの拡張プロトコルですので、イベントの追加と更新はPUTメソッドを使ってicsファイルをアップロードします。削除は…

Ubuntu 9.10で DAViCAL 9.7.0 を試す

infoScoop CalendarはCalDAVサーバーとして前の日記でも紹介したBedeworkを採用していますが、CalDAVサーバーの選定にはいくつかのサーバーを試しました。 試したのは、Bedeworkの他にPHPのCalDAVサーバー実装のDAViCal、Chandler Server(cosmo)、Dawing (Ap…

Ubuntuにbind9をセットアップしたメモ

infoScoopのテスト用にbindのセットアップをした際のメモです。前置きですが、OpenSocialのコンテナの多くは、クロスサイトスクリプトの問題を回避するために、各ガジェットが表示されるiframeを別々のドメインで動作させています。 前回のjavascriptのサニ…

cajaプロジェクトJsHtmlSanitizerを使ってみた

google-cajaプロジェクトは、Ajaxを多用するようなクロスドメインなサイトのセキュリティの問題を解決するためのライブラリを開発しているプロジェクトです。 OpenSocialエンジンであるApache-Shindigにも含まれて居ます。どちらかというと派生プロジェクト…

Bedework3.6を試してみた

Bedeworkは、BSDライセンスのオープンソースのカレンダーです。デフォルトの画面デザインはいまいちですが。繰り返しや参加者へのメッセージ送信など基本的な機能は揃っており、CalDAVサーバー機能もあります。 どちらかというと、CalDAVサーバーはRFCの仕様…

CalDAV REPORTメソッドを使ってスケジュール情報を取得する

CalDAV(RFC 4791)とは、iCalendar(RFC 2445)をWebDAV(RFC 4918)上でやり取りするための仕様です。iCalendarは、スケジュールのカレンダー情報を記述するための仕様で、RSSのカレンダー版といったところでしょうか。そしてCalDAVはiCalendarをWebDAVプロトコ…

Ruby on Railsアプリ内で使用するjavascriptでi18n APIを利用する

Ruby on Railsアプリを国際化する場合は、I18n APIを利用しますが、javascriptの中から国際化リソースを利用したい場合、Rails標準の仕組みでは機能が足りません。もちろんスクリプトを全部インラインにすればviewの中でI18nを利用できますが、infoScoop Cal…

dhtmlxSchedulerを使ってみる

dhtmlxSchedulerは、Google Calendarライクなインタフェースを簡単に実現できるオープンソース(GPL2)のjavascriptライブラリーです。私の開発しているinfoScoop Calendarもdhtmlxschdulerを利用させていただいています。せっかくですので、dhtmlxSchedulerの…

HerokuでTracksを動かしてみた

Herokuは、Ruby on Rails専用のPaasサービスです。 Herokuの説明は、こちらをご覧ください。http://kuranuki.sonicgarden.jp/2009/05/rubypaasherokurails.htmlHerokuを試すに当たって、ScaffoldのHello World的アプリ以外に、使えそうなRailsのアプリがない…