WebSphereにMySQLのデータソースを定義する

WebSphereでMySQLを使うって言う構成はほとんど無いと思いますが、設定してみたのでメモ。
DB2Oracle以外のデータベースで使う場合はほぼ同じ設定になるかと思います。
今回は、WebSphereは古い6.1で試してます。

JDBCプロバイダーの設定

[新規作成]クリック後のウィザードは以下のように設定します。

新規 JDBC プロバイダーの作成

◆データベース・タイプ
[ユーザー定義]を選択
◆プロバイダー・タイプ
「com.mysql.jdbc.jdbc2.optional.MysqlConnectionPoolDataSource」を入力
◆名前
適当にデフォルトのまま「User-defined JDBC Provider」

データベース・クラスパス情報を入力

◆クラスパス
JDBCドライバー「mysql-connector-java-5.x.x.jar」の置いてあるディレクトリの絶対パスを指定します。

データソースの作成

基本データ・ソース情報の入力

以下はいつも通り指定します。
◆データ・ソース名
◆JNDI 名

JDBC プロバイダーを選択

[既存 JDBC プロバイダーを選択]を選択して、JDBCプロバイダーの設定で追加したMySQLの設定を選択します。

データ・ソースのデータベース特定プロパティーを入力

◆データ・ストアのヘルパー・クラス名
「com.ibm.websphere.rsadapter.GenericDataStoreHelper」のまま

カスタムプロパティに「url」を設定

ユーザ定義プロバイダーの場合は、ウィザードでデータベースの「url」を指定する画面が出てこないので、別途作成したデータソースを選択して、右側のメニューの「カスタム・プロパティー」から接続「url」を指定する必要があります。
[新規作成]をクリックして以下を設定。